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南海大地震はプレートのゆがみ
つい先日の午前、家で読書をしていると、一瞬だけの突風が家中を通り抜けたような音がした。勿論、一瞬だけ突風が吹くことはない。もしや・・・と思い、テレビをつけNHKにチャンネルを変える。2分くらいで、和歌山北部震源、新宮市震度3度、、、私の住む奈良は震度1度。かなり微弱だ。震度1度を感じるのはよほどこの家がぼろいのか。それとも私が敏感過ぎるのか。確かに私は敏感な方だ。かつ環境も静かである。ごくたまに大型トラックが家の前を通過して家が揺れるくらいの爆音がする以外は。だが、今回の震度1度の揺れはそれよりも静かだった。この体験は今回が初めてではない。今秋の気配を感じて午前中を居間で読書して過ごすようになって少なくとも合計3回は感じた。うち2回はテレビの地震速報で確認もしているので間違いない。どちらも震度1度である。震源地の和歌山北部には私の生家がある。ここは中央構造線という巨大断層が横断している。この断層が動くときは単に和歌山県が大打撃を受けるだけでなく、日本列島全体が動く時でその破壊力は想像できない、なぜならもう長いこと万年単位で動いていないからだと高校の地学教師は教えてくれた。多分私たちが生きている間も動くことはないだろうとも。私はそれは正しい考え方、判断だと思う。ただこの断層そのものの小さなひずみによる地震は頻発していて震度3度程度の地震は年に何度も繰り返し起きている。そして、奈良に引っ越して以後近年までは、和歌山北部震源地震が起きても揺れを感じることはなかった。たぶん多くは中央構造線の断層地震だったからだろう。だが最近はどうも様子が違う。100年周期の南海大地震が近づいていると言われて久しいが、どうやら本当のようである。大きなプレートが近畿で微動していると考えれば今回のことは説明がつく。大地震と聞いても恐れることはない。子どもの頃に南海大地震を体験した親世代数人に話しを聞いたが異口同音に「地震は大きく長く揺れて怖かったが、家は壊れなかった」「古い家がちょっと壊れた。」。つまり普通の少し頑丈な日本家屋に住んでいる分には心配は少ないようである。恐ろしいのは津波とプレートの周波数に合う構造物らしい。・・・・我が家はヤバイ?  

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